歯石の除去
どうして歯石取りをしなくてはいけないのでしょうか?
歯石は、読んで字のごとく石のようなものなので、それ自体には問題はありません。
問題なのは、軽石のように小さい穴が無数にあるので、そこにバイ菌がもぐりこむということです。
もぐりこむバイ菌とは、歯周病菌が主なものになります。
歯石取りは痛くない?
大丈夫です。
今は、超音波と水の振動で歯石除去ができる機器もあります。
歯石を取ると
「歯がツルツルで気分がいい」
「歯の色がキレイになった」
「口のニオイが少なくなった」
というお話を伺い、こちらもうれしくなります。
歯石はどれくらいで出来るのでしょうか?
「この間、歯石は取ったばかりだから、しばらく取らなくても大丈夫」
確かに硬いものなので、そんなにすぐできるとは思えません。
ところが、この歯石、なんと2~3日で出来てしまうのです。
なぜなら「歯石の素」が常に口の中にあるからです。
何から出来ているのかという、歯垢(プラーク)と唾液中のカルシウムが「歯石の素」なのです。
その歯石は、困ったことに溜まると歯と歯ぐきの隙間に入り込み、歯周ポケットを作り、どんどん深くしていってしまうのです。
そこに汚れがたまるので、歯周病が重症化、歯ぐきから血が出て腫れて、歯が揺れて、しまいには抜けてしまうのです。
そんな歯石ですが、こまめにとれば歯石取りにそれほど時間も手間もかからずに済みます。
「歯石を取るだけなのに、歯医者さんにウチまで来てもらうなんて申し訳ない・・」
そんなことはありません。
その歯石が歯周病の原因となるので、お口の状態が悪くなるリスク要因はひとつでも少なくしておくことが大事です。
お気軽にお問い合わせくださいませ。